韓経:鉄鋼で関税爆弾浴びる韓国…米国からの武器輸入は2倍に増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.13 13:11
昨年韓国の米国からの武器輸入規模が前年の2倍を超えたと集計された。2008~2017年の10年間に米国からの武器輸入規模は28兆ウォンで全武器輸入の76%に達した。トランプ政権が自国企業と雇用を保護するために鉄鋼、洗濯機、太陽光パネルなどで韓国企業を固く締めつけているのと対照的との指摘が出ている。
12日に防衛事業庁が国会国防委員会に提出した資料によると、韓国の昨年の米国からの武器輸入規模は1兆3400億ウォンで前年の6080億ウォンの2倍を超えた。昨年の全武器輸入1兆8300億ウォンのうち米国の武器の割合は74%に達し、残りは英国が9%、イスラエルが6%、ドイツが4%などを占めた。10年間の米国からの武器輸入規模は総額28兆1500億ウォンで全武器輸入36兆7300億ウォンの76%に達した。軍関係者は「昨年北朝鮮の挑発脅威が高まり緊急導入した米国の武器が多かった。韓米合同演習の効率的な運用に向け米国製武器輸入が避けられない側面もある」と話した。スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、2010~2016年の米国の主要武器輸出先のうち、韓国はサウジアラビア、オーストラリア、アラブ首長国連邦に続き4位を記録した。