<平昌パラ>韓国アイスホッケー、日本・チェコに連勝…4強目前
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.12 10:47
「今度こそ亡くなった父に必ずメダルを捧げたい」。平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピックに出場した障害者アイスホッケー韓国代表のチョン・スンファン(32、江原道庁)は11日、チェコとの対戦で勝利した後、このように語った。
韓国障害者アイスホッケー代表は11日、江原道江陵(カンヌン)ホッケーセンターで行われたパラリンピック予選リーグB組第2戦で延長戦の末、チェコを3-2で破った。前日に日本を4-1で退けた韓国は勝ち点2を追加し、現在B組1位(2勝、勝ち点5)。韓国は1月の4カ国親善大会でも世界ランキング9位のチェコに4-1で勝っていた。
この日もチェコ(10本)より倍以上も多い22本の有効シュートを放つなど、試合の主導権を握った。しかしチェコは最後まで韓国に食い下がった。試合を決めたのは「氷上のメッシ」と呼ばれる韓国のチョン・スンファンだった。第3ピリオドを2-2で終え、5分間のサドンデス方式の延長戦に入ったが、延長戦わずか13秒、チョン・スンファンが決勝ゴールを決めたのだ。この日、2得点1アシストをマークしたチョン・スンファンはこの試合の最優秀選手(MVP)に選ばれた。