韓国国防長官「米原子力潜水艦来なくてもかまわない」…韓米演習縮小の本音バレたか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.09 09:27
8日、宋永武(ソン・ヨンム)韓国国防部長官が4月再開する韓米合同演習で米国が戦略資産を展開しなくてもかまわないという趣旨で発言した。南北が4月末首脳会談に合意することで合同演習の規模と程度などが韓米間重大な懸案に浮上している中で、韓国国防首長が縮小を示唆したかのような発言を行ったわけだ。
宋長官の発言は5月に離任するスコット・スウィフト米太平洋艦隊司令官(海軍隊長)に会った席で出た。彼は「5月に(退役するスウィフト司令官の)後任者が来る前まで韓半島(朝鮮半島)周辺の多くの変化が予想される。4月末に南北首脳会談がある予定で、『キー・リゾルブ』および『フォールイーグル』が続くはずだが、席をよく守られてほしい」と話した。
それから問題の発言が出た。宋長官は「その時、拡張抑制戦力や原子力潜水艦のようなものを司令官がおられる時までは韓半島に展開しなくてもかまわない」と話した。これに対してスウィフト司令官が「準備しておく(We will be ready)」というと、宋長官は「いや、韓半島に来なくても…」と話した。