<平昌パラ>もう一つの祭りパラリンピック、49カ国570人参加「過去最大規模」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.06 10:14
平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)に続き、江原道(カンウォンド)でもう一つの冬祭りが開かれる。2018平昌冬季パラリンピックが9日から18日まで江原道平昌・江陵(カンヌン)・旌善(チョンソン)で開かれる。パラリンピック(paralympics)は脊髄障害を意味するパラプレジア(Paraplegia)とオリンピック(Olympics)の造語だ。英国ストーク・ マンデビル病院のルートヴィヒ・グットマン博士の主導で第2次大戦に参戦した傷痍軍人のリハビリを目的に開かれた1948年脊髄障害者体育大会が始まりとなった。その後、種目と規模が大きくなり、「平行する、並んで」という意味の「パラレル(parallel)」と「オリンピック」の造語に拡大した。パラリンピックとオリンピックがともに開かれたのは1988年ソウル五輪とパラリンピックが初めてだった。
30年ぶりに韓国で開かれる平昌パラリンピックには49カ国570人の選手が参加する。過去最大規模だ。アルペンスキー・スノーボード・クロスカントリー・バイアスロン・車椅子カーリング・障害者アイスホッケーなど6種目に80個の金メダルがかかっている。全種目にかけて36人の選手が出場する韓国選手団は総合10位(金1・銀1・銅2)を目指している。韓国はノルディックスキーのシン・ウイヒョンが冬季パラリンピック史上初めて金メダルを獲得するものと期待している。ロシア選手団はドーピングスキャンダルのせいで今回も「ロシア」という国名を使えない。「中立パラリンピック選手(NPA)」という名で30人が出場する。
ロシア旗の代わりにパラリンピックのシンボルマークであるアギトス(Agitos)旗を使う。青・緑・赤3色で構成されるアギトスはラテン語で「私は動く」という意味でオリンピックの五輪と同じシンボルだ。