平昌「コリアハウス」はデザイン無視、コンテナで急造
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.05 10:33
2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)で競技場を除いて広報戦が最も激しかったところは国別に建設された「ナショナルハウス」だ。参加国のうち17カ国がナショナルハウスを設置し、民間外交の場として活用した。当初は自国の選手団とメディアを支援する「五輪ベースキャンプ」としてスタートしたが、しだいに自国の文化を広報する「小さな大使館」となっている。世界の人々の耳目が集中する五輪で国名を掲げた唯一無二の場所という特殊性のためだ。
「コリアハウス」の場合、カーリングセンターなど主要競技場があり流動人口が多い江陵(カンヌン)五輪パーク内にある。3階建ての「コリアハウス」は灰色のコンテナで建設された。産業団地でよく見ることができる倉庫型建物のようだ。自国から空輸した原木を使用して伝統家屋「シャレー」スタイルで建てられたスイスハウス、丸太の山荘を実現したオーストリアハウスのように自国の伝統と文化を生かしたナショナルハウスのデザインとは全く違う。