<平昌五輪>合同チーム初ゴール決めたグリフィン「北選手、日本戦勝利を強く望んだ」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.27 16:22
「悲しまないで。私たち、絶対にまた会えるよ」
26日午前、江陵(カンヌン)オリンピック選手村は涙の海に変わった。女子アイスホッケー南北合同チームの別れの瞬間だ。韓国選手たちは一緒に撮影した写真と手書きの手紙を北朝鮮選手たちに贈った。北朝鮮選手は「平壌(ピョンヤン)冷麺を食べに平壌に必ず来て」と伝えた。今月20日、7~8位決定戦のスウェーデン戦を最後に2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)の日程を終えた南北選手は、25日の閉会式に一緒に参加した後、この日、涙のうちに別れを告げた。「北朝鮮選手たちと別れる時、泣くかもしれない」と言っていたサラ・マリー監督(30・カナダ)は北朝鮮選手たちに手を振りながら、結局、目を赤くした。
初顔合わせのときですら、韓国選手にとって北朝鮮選手は慣れない異邦人だった。南北選手は互いに警戒し、心の扉を開くことができなかった。リンクの上で体をぶつけ合い、一緒に食事をしながら話し始めるようになった。ロッカールームでおしゃべりをして防弾少年団(BTS)などのK-POPを一緒に聞いて仲良くなった。1カ月間、苦楽を共にしたことで気持ちが通い合い、ようやく1つになれた。