米「北朝鮮、赤化統一放棄の証拠ない」など強硬発言続く
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)、イラク、イランを「悪の枢軸」と規定したブッシュ米大統領の発言に続き、ジョージ・テネット中央情報局(CIA)局長、コリン・パウエル米国務長官などブッシュ政権の主要閣僚らが議会証言を通じて強硬発言を繰り返し、緊張が高まっている。
テネット局長は6日上院情報委基調発言を通じて「平壌(ピョンヤン)当局が韓半島を北朝鮮の統制の下で永久に統一するという目標をあきらめたという証拠をまだつかめないでいる」と明らかにした。テネット局長は「建設的な対話と意味のある改革を敬遠する金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の態度に対する憂慮がより一層深刻になっている」とし「北朝鮮は核開発計画凍結と関連した朝米合意を遵守しなければならない」と警告した。