韓国1・2位の移動通信会社、世界初5G技術の主導権めぐり神経戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.06 16:02
自動運転車2台が5日、自動運転車実験都市の京畿道華城(ファソン)「ケイ-シティ」に準備されたスクールゾーンに入った。車2台はスクールゾーンに入ると速度30キロ制限を認識し、自動で速度を落とした。続いて子どものプラスチック模型が車道に突然飛び出すと前に車が停車した。同時に後ろの車に突発事故情報を伝え、後ろの車はほぼ同時に停止した。こうした過程はケイ-シティに構築された5Gネットワークを通じて行われた。前の車が停車した後、後ろの車が停車するのにかかった時間は0.001秒にすぎなかった。
SKテレコムのパク・ジンヒョICT技術院長は「4Gより20倍速い5Gネットワークが構築されたためリアルタイム情報伝送を通じた協力走行が可能だった」とし「SKテレコムは2019年の自動運転車商用化を目標に関連技術を開発している」と述べた。
SKテレコムはこの日、「韓国交通安全公団と共に5Gネットワークを利用した自動運転車協力運行に成功した」とし「5G自動運転車がお互い運行経路を共有しながら協力運行に成功したのは世界で初めて」と発表した。