<平昌五輪>南北合同チームの初試合は合格点…世界5位スウェーデンに善戦(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.05 13:09
北核危機の中、韓国と北朝鮮、米国が薄氷の上を歩いている。こうした状況で韓国と北朝鮮、そして養子として米国で育った選手らが氷の上で息を合わせた。平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)に出場する女子アイスホッケー南北合同チームが4日、仁川(インチョン)仙鶴(ソンハク)リンクで行われたスウェーデン代表との強化試合で見せた場面だ。
五輪で初めて結成された南北合同チームの選手は「KOREA」と統一旗(韓半島旗・朝鮮半島旗)が入ったユニホームを着て競技場に現れた。合同チームは米ブランドのナイキではなくフィンランドのテクラ(TEKLA)が製作した青のユニホームを着た。理由は正確に伝えられていないが、米国の対北朝鮮制裁を意識した措置と見られる。試合前には愛国歌(韓国の国歌)ではなく民族の歌「アリラン」が流れた。
この日、競技場の観客席(2900席)はぎっしり埋まった。南北共同応援団はこの日、「私たちは一つ」と叫んで合同チームを応援した。試合後の公式記者会見には世界各国から来た100人以上の記者が集まった。試合前、合同チームの選手が集まり、主将パク・ジョンアがスティックで氷上をたたきながら「オイ!オイ!オイ!チームコリア!」を叫ぶと、南北の選手が一斉に声を合わせて叫んだ。