南北運命の一週間…ペンス氏・金永南氏の接触に最大関心(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.05 11:06
何より北朝鮮が8日に強硬するという建軍節閲兵式が最大の雷管だ。北朝鮮労働新聞は3日「労働党創党日(10月10日)以前にある(韓国)国軍の日(10月1日)の行事を中断するように求めれば、そのようなことができるか」として閲兵式進行を再び明言した。労働新聞はまた「2月8日に建軍節記念行事をすることがそれほど仰天することなら、そもそも五輪の開催日を他の日に決めた方が良かったが、今になって口出しするのか」と主張した。北朝鮮がこの日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)など米国を狙った戦略武器を多く登場させ、対米「強対強」戦略を誇示する場合、ドナルド・トランプ米政府の「怒り」を誘発するものと見られる。米国はすでに「閲兵式を開催するな」という公開メッセージを発表した。北朝鮮に対する事前警告だ。北朝鮮がこれを無視すれば、米国への挑戦に見なされるほかはない。
8日、青瓦台では韓米が北朝鮮をめぐって意見を交わす。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が訪韓するペンス副大統領に面会して晩餐会を行う。文大統領は2日、トランプ大統領との電話会談で五輪を契機にした米朝対話の可能性を打診した。文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一・外交・安保特別補佐官は「北朝鮮が抑留中である米国人釈放カードを切ると、ペンス副大統領が対話に出るだろう」という具体的なアイデアも出した。しかし、現在まで米国はこれに対して消極的だ。そこで8日の晩餐で文大統領とペンス副大統領がやりとりする対話が五輪期間に米朝が遭遇するかどうかを予測できる場面の一つだ。