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五輪支援に出たソウル市、外国人観光客が増加するだろうか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.02 15:56
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31日午後、ソウル中区明洞(チュング・ミョンドン)の街。「2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)特別歓待期間」を迎え、ソウル市が設置したブースに外国人が集まった。平昌冬季五輪マスコット「スホランとバンダビ」人形に写真撮影を要請したマレーシア出身のアムマさん(46)は「4年ぶりに開かれる世界的な競技ではないか。特に、アジアで開かれて関心が多い」と話した。

五輪出場選手たちもソウルに出かけた。オーストラリアのモーグルスキー選手、クラウディ・グエリーさん(21)は「2日後に平昌に移動して訓練に入る」とし「ソウルでも五輪の熱気を確認すると興奮する」と話した。

 
平昌冬季五輪を一週間前に控え、ソウルで外国人観光客を迎える準備行事が真っ最中だ。ソウル市は1日、国際オリンピック委員会(IOC)委員や選手団、観光客が自由に韓国を訪問できるように交通便の拡大や環境整備、歓待の雰囲気を作ると明らかにした。ソウル市は先月26日から3月18日まで運営される特別歓待期間に仁川(インチョン)・金浦(キンポ)空港と光化門(クァンファムン)・明洞(ミョンドン)・東大門(トンデムン)などに歓待ブースを設置した。ここでは英語・中国語・日本語だけでなく、ドイツ語・フランス語・ロシア語・インドネシア語など通訳可能な職員も配置された。ブースでは冬季五輪種目を楽しむことができるバーチャルリアリティ(VR)機器や韓服体験、伝統遊びも体験することができる。

外国人が仁川空港を通じて夜間にソウルに到着しても公共交通を利用することができるようにバス運行時間も延長する。ソウル駅・清涼里(チョンニャンニ)駅・上鳳(サンボン)駅と江南(カンナム)・東ソウルターミナルを経由する市内バスは該当駅・ターミナルを基準として午前2時まで運行する。ソウル~平昌間無料シャトルバスも一日に最大30台が動く。4言語で支援される「平昌eバス」アプリケーションを利用すれば、外国人だけでなく内国人も事前予約を通じて無料で利用することができる。

ソウル市内観光地21カ所を無料入場でき、江原道(カンウォンド)観光地61カ所を割引された料金で利用できる外国人専用「ディスカバーソウルパス平昌特別版」も昨年11月発売された。3万9900ウォン(約4055円)の24時間券や5万5000ウォンの48時間券パスチケットを買えば交通カードにも使える。ソウル市は5000枚の中で4000枚がすでに販売されて追加発売を検討している。

北朝鮮の平昌冬季五輪参加を契機に開かれる管弦楽団とテコンドー公演もソウルで見ることができる。三池淵(サムジヨン)管弦楽団140人余りで構成された北朝鮮芸術団は11日午後7時ソウル国立劇場ヘオルム劇場で公演を行う。南北テコンドー模範競技団も12日午後2~4時にソウル市庁8階の多目的ホールで合同公演する。500席規模である多目的ホールは撃破の時、破片が飛ぶ動線を考慮して客席を200~300席だけ作る。南北模範競技団がそれぞれ25分ずつ公演を行った後、合同公演を加えて60分間公演をする計画だ。14日にもソウル麻浦区(マポグ)MBC文化放送本社の公開ホールで同じテコンドー公演が行われる。

ソウル市は平昌冬季五輪以降2~3月中に外国人観光客が昨年同期に比べて15%ほど増えると見ている。ソウル市のキム・ジェヨン観光政策課長は「2~3月の外国人観光客は285万人と予想している。この中で80%である230万人がソウルを訪ねるだろう」としながら「五輪広報効果で今年の下半期に外国人観光客数がより一層増加すると期待する」と明らかにした。

漢陽(ハンヤン)大学観光学部のイ・フン教授は「平昌に来る五輪選手の他にも家族や関連機関職員のほとんどがソウルを立ち寄るだろう」とし「ソウルの有名観光地とK-POPに関連した文化施設を海外に広く広報できるきっかけ」と話した。

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    2018.02.02 15:56
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    先月31日、ソウル明洞に用意された平昌冬季五輪のブースを訪れたオーストラリア国家代表選手(右3人)。五輪組織委員会所属の芸能人応援団ホワイトタイガーズのゾルタンチームも参加した。
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