文大統領がアグレマン承認した人事…米国、韓国に言質なく撤回決定
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.01 08:25
アグレマン(駐在国の任命同意)まで進んでいた駐韓米国大使の内定者がホワイトハウスの終盤の決定で人事が撤回されるという初めての事態が発生した。
先月30日(現地時間)、米紙ワシントン・ポスト(WP)は「駐韓米国大使に内定していたビクター・チャ氏〔米戦略国際問題研究所(CSIS)韓国部長〕が昨年12月末、トランプ政府の北朝鮮政策に対して個人的異見を表明した後、大使指名を期待できなくなった」と報じた。
米政府は昨年12月中旬、約6カ月間の協議の末に、ビクター・チャ氏に対するアグレマンを韓国政府に要請した。韓国政府は速かに手続きを進めて12月末にアグレマンを承認し、後はホワイトハウスの公式指名発表を残すのみの状態だった。