【時視各角】事故の度に駆けつけ謝る大統領=韓国(1)

【時視各角】事故の度に駆けつけ謝る大統領=韓国(1)

2018年01月30日16時42分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  1カ月前、このコラムで大韓民国の国民として生きていくのが難しいと書きました。随所に隠れている危険を避けるには緊張を緩めてはならないし、知っておくべきことも多くて疲れると言いました。自分がするべきことはせずに言葉だけが溢れているから一層生きにくいと言いました。

  実は、この土地では国民だけが苦労しているのではありません。最高権力者として生きていくことも大変です。大統領もやはり国民の一人なので、当然といえば当然ですが、国民がしなくてもいいようなことまでしなくてはならないので簡単ではありません。事故が起こる場所場所に駆けつけ、頭を下げて謝罪しなければなりません。悲しい表情を作り、時には涙も流さなければなりません。もたもたしていればあとあと後悔するようなことをやらかしてしまうことになりかねません。

  反対派の攻撃にも苦しめられなければなりません。マシなものもなさそうな人々が待ってましたとばかりに噛みちぎります。非難を浴びせて罪を問い、生贄を要求します。彼らの主張があながちすべて間違ったものとも言い切れないため、さらに厄介です。この政府が政権を取る時には、セウォル号惨事の反射利益があったのは事実です。それなら災難予防と被害最小化のためにあらかじめ努力をしなければならなかったのも当然の事実でしょう。

  ところが仁川(インチョン)の釣り船事故、提川(チェチョン)と密陽(ミリャン)の火災惨事のような、判を押したように全く同じ人災が毎月毎月起こるので言うべき言葉も見つかりません。駆けつけて頭を下げるのが先ずは上策です。しかし、もう少し冷静になる必要があります。危険と隣り合わせの大韓民国国民ならばなおさらのことです。すべての災難を政権のせいにして詰め寄るのは無責任な人々の非難に過ぎません。そのような人であるほど対策を持っていない可能性が高いのです。そうでないというなら、対策を出しているのになぜ人のせいばかりしているのでしょうか。格別の対策があるのに、政権を取る時まで出し惜しみをするということでしょうか。そのような虚言に耳を傾ける時ではありません。

【時視各角】事故の度に駆けつけ謝る大統領=韓国(2)

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