求職断念者48万人・失業者103万人…史上最大=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.17 09:45
昨年、希望していた職場を得られず就職を断念した失望失業者(求職断念者)が歴代最多を記録したことが明らかになった。失業者と青年失業率も増加傾向が続いている。
17日、統計庁によると、昨年の非経済活動人口のうち失望失業者は48万3000人で1年前より3万6000人(8%)増えた。失望失業者は求職放棄状態という点で、雇用指標では就業者や失業者ではなく非経済活動人口に分類される。主に景気悪化や雇用市場の萎縮時期に増加する傾向がある。
統計が集計された2000年以降、最大規模になる。通貨危機直後の2000年には16万5000人、世界金融危機後の2010年には22万人水準だった。統計上、就職希望と就職可能性の概念が拡大したことを受けて、2014年から失望失業者規模が30万人台に大きく膨らんだが、これを勘案してもその増加スピードは著しい。