現代車、東南アジアの配車サービス企業「Grab」に投資
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.12 15:18
現代自動車が、配車サービス部門で世界3位であり東南アジアでトップ企業の「Grab」と提携した。現代車は11日、「Grabとの相互協力を強化するためにGrabに戦略的投資をしていく」と発表した。両社は投資規模を公開しなかったが、現代車の投資規模は数百億ウォン台と知られている。現代車がこうした企業に投資する背景は、一次的に東南アジアの共有経済市場を攻略するためだ。
Grabは「東南アジア版Uber」と呼ばれる配車サービス企業。Uberのように個人が所有する車を他人に貸して決済するシステムを提供する。Grabが東南アジアで構築した共有経済網に現代車を投入し、乗車経験を提供するということだ。自動車消費者が今後新車を購入する際、実際に乗ってみた経験を考慮するという事実を考慮した。現代車は「シンガポール・東南アジアでGrabが提供する配車サービスに現代の自動車を供給し、Grabのパートナー企業にも車を提供するなど共同マーケティングを進める」と説明した。