米国務省「金正恩、韓米離間」…ワシントンで高まっている警告音(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.04 11:33
今年仕事を始めた2日(現地時間)、米国政府が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の新年の辞に関連した声明を出し、金正恩委員長の宥和攻勢に応えるかのような文在寅(ムン・ジェイン)政府の南北対話推進を牽制している。 声明には「金正恩委員長の対話提案は懐疑的」「核をあきらめる時まで我々はいかなる対話も真剣に受け入れないだろう」などの表現が盛り込まれた。
もちろん、「韓国と緊密な連絡を取りながら協議している」という前提を置いたが、様々な形で米国の懸念の声を伝えようとしている。
いくら平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)の参加に向けた議論だとしても、金正恩委員長の新年の辞に対する分析がまだ終わっていない中で南北が急激に近寄る場合「最大の圧力と制裁」という「基本的な枠組み」が揺れる可能性があるという理由からだ。