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<チャイナインサイト>今年も中国のTHAAD報復は続く(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.02 16:32
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では何が問題なのか。なぜ「3不」合意をしたのか、なぜ文大統領は中国を訪問したのかと問わざるを得ない。原因は昨年10月31日に合意した3不について両国がそれぞれ違う認識を持っているという点に探すことができる。

3不とは▼THAAD砲台を追加で配備しない▼米国主導のミサイル防衛システムに加わらない▼韓日米軍事同盟を結ばない--というものだ。すべて未来の内容だ。

 
問題は3不の前に書かれた、中国が「一つの制限」と言う「1限」だ。これは「両国が軍事当局間チャンネルを通じて中国側が懸念するTHAAD問題について意思疎通する」というものだ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)は3不合意で「THAAD問題は封印された」と明らかにした。

しかし中国当局の関係者は「青瓦台がなぜそう述べたのか分からない」という。中国は「封印」したのではなく「段階的処理」に合意したという立場だ。そしてその最初の段階が1限ということだ。中国がTHAADに対して抱く懸念を韓国が解消してくれということだ。

このため両国軍事当局間の協議が始まるべきだと中国は主張する。昨年11月22日、文大統領の訪中調整のために康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が訪中した際、中国の王毅外相はこれを要求し、康長官は韓国国防部に伝えると述べた。

数日後に中国が「星州(ソンジュ)THAAD基地に対する現地調査」と「THAADレーダーの中国側への遮断壁設置」を要求するという言葉が韓国メディアから出ると、国防部は中国と議論したことはないと釈明した。

問題は結局、韓国は3不合意でTHAAD葛藤から抜け出すことになったと考える一方、中国はTHAAD問題を解決するための最初の段階に入ったと考える認識の違いだ。このため中国は韓国に対してなぜ実質的な措置を取らないのかと問いただしているのだ。

習近平主席が文大統領との首脳会談の最後に「韓国がTHAAD問題を適切に処理することを希望する」と述べたのもこうした脈絡のためだ。適切に処理することでTHAAD報復の程度を調節するということだ。

韓国としては難しい状況だ。1限に関連して中国の要求を聞き入れるのは、我々の安保主権毀損はもちろん、米国の安保主権までも侵害することになるからだ。米軍が運用する戦略資産をどのように中国の言う通りにするのか。最初から3不合意は間違っていたのだ。

中国は実際、韓国ができないことを知りながらも要求している。結局、中国はTHAAD処理に韓国は誠意を見せるべきだと主張しながら、あれこれと要求する可能性が高い。そして韓国側の努力によってTHAAD報復の手綱を引いたり緩めたりするということだ。

国交正常化後の韓国政府と中国の関係を見ると、一つのパターンがある。韓国は新政権が発足するたびに中国への期待が膨らむ。特に北朝鮮問題に関連してだ。したがって最初は中国に対して多くの力を注ぐ。しかしすぐに中国の消極的な行動に失望し、関係が歪む。

文在寅政権も前轍を踏む可能性が高い。中国を「高い峰」に例えて韓国を「小さな国」と謙る程度で動く中国ではない。中国の実体を直視し、我々の前途について悩む時だ。今からでも国格と国益を前に出した外交が求められる。韓国の企業や個人は卵を中国というかご一つに入れる愚を犯してはならない。


<チャイナインサイト>今年も中国のTHAAD報復は続く(1)

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