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「釜山少女像のおじいさん」が1年間日本領事館の前に留まった理由?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.29 13:05
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釜山少女像を守るキム・サングムおじいさん(67)が今月28日、釜山東区の日本領事館前の少女像を世話し、この1年間の心情を話している。
「(日帝時代に)幼い時に母が町内の少女たちが慰安婦として日本に引っ張られて行ったという話を数えきれないほど話していました。少女像でも建ててあれば今の青少年が私たちのつらい歴史を知って記憶できるでしょう」

キム・サングムさん(67)がこの1年間、釜山(プサン)日本領事館の前に建てられた少女像を守ってきた理由だ。キムおじいさんは昨年12月28日に釜山市民の寄付で少女像が建てられた直後から今まで1日に少なければ4時間ずつ、多くて8時間ずつ少女像の番をしている。

 
28日、少女像の番を自任し、「釜山少女像のおじいさん」と呼ばれるキムさんに日本領事館の前で会い、インタビューした。この日は釜山少女像が建設されてからちょうど1年になる日だった。

この1年間、少女像を守りながらキムさんは高い塀の向こう側にある日本領事館をいつも見なければならなかった。「見るたびに怒りがこみ上げた」という話で口火を切ったキムさんは「慰安婦問題を謝罪しない日本は文化的に未開な国」とし、「日本は歴史的証言をする慰安婦のおばあさんがみんな亡くなれば終わると考えているが絶対そうではない」と声を高めた。彼は「一度起きた歴史は、なくすことも、戻すこともできないからだ」と付け加えた。

1年間少女像を守ってきた中で最も大変だったのはいつだったか尋ねた。「韓国の人達なのに少女像を見て悪口を言い、周辺にゴミを捨て、(像にチェーンをつないで)自転車を止める非常識的な行動をする人達に向き合うのが最もつらかった」という答えが返ってきた。30代男性2人が今年の初めから少女像周辺にゴミを持ってきて置き、少女像反対の文面を書いた違法宣伝物を貼って少女像を守る団体と葛藤が生じた。この男性たちはことし4月「真実国民団体」という団体を作り、李承晩(イ・スンマン)、朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の胸像を建てようとしたが市民と東区庁職員に遮られるとすぐに帰った。

キムさんは6月中旬に少女像の所にやってきた酒に酔った中年男性を制止して頬を殴られたこともある。中年男性が「お前はお金をいくらもらってここでアカみたいなことをやっているのか」と文句をつけ、キムさんが「自分の親や兄弟がそんな目にあってもそんな風に言うのか」と言うと暴力を受けたという。キムさんは「韓国のつらい歴史をまともに認識できない韓国の人達を見ると怒りがこみ上げる」と話し、「歴史の教科書に慰安婦問題が載っていないため」と話した。

もうすぐ喜寿を迎えるキムさんが少女像の番を自任したのも慰安婦問題を習うことが出来なかった青少年につらい歴史を知らせるためだ。キムさんは「母が話してくれた慰安婦の少女の話が1991年にキム・ハクスンおばあさんの最初の証言で世の中に知られた時から関心を持って見守った」とし、「釜山に少女像が建てられるのを見て母に聞いた話を青少年に伝えるべきだとの決心した」と話した。

キムさんは少女像が建てられて半月が過ぎた1月初めにここを訪ねてきた高齢の日本人のおばあさんが最も記憶に残っていると話した。キムさんは「1人のおばあさんが植木鉢を5つ持ってきて少女像の前に置くと、とめどなく泣いていた。つたない韓国語の発音で『ミアナムニダ(すみません)。チェソンハムニダ(申し訳ありません)』と繰り返し言った後、ハンカチで少女像の顔を磨いて『この血の涙をごらんなさい』と言った時は私も一緒に泣いた」と回想した。当時おばあさんが置いて行った植木鉢をそのまま置いておけば凍ってしまいそうだったため毎日家に持って行き、また持ってくることを繰り返したという。

キムさんは「自分のご先祖の罪を謝罪して行く日本人たちを見て希望を感じた」とし、「日本政府の真心のこもった謝罪を受けるためには韓国政府がもっと強力に謝罪を要求しなければならない」と主張した。

キムさんに会った日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「朴槿恵(パク・クネ)政府の慰安婦合意に重大な欠陥が確認され、後続措置を指示した」と公式立場を明らかにした。これに対しキムさんは「韓国の力だけで日本政府の謝罪を引き出すことは大変だろう」としつつ「日本の植民地だったベトナムなど東南アジアの国家と連帯して強力に謝罪を要求しなければならない」と強調した。

最後に彼の願いを尋ねた。「歴史教科書に日本慰安婦問題が必ず載ってほしいと思います。青少年が韓国のつらい歴史を知ることができなければ日本がこれを歪曲しても正すことができないからです。」



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