【取材日記】表面だけ輝くドラマ共和国、大韓民国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.29 11:54
ドラマの量で韓国のテレビは世界トップ級だ。1年間に制作されるドラマはミニシリーズだけ約100作品、連続ドラマまで合わせると150作品にのぼる。最近ではウェブドラマまでが加わり、「ドラマ共和国」という言葉も誇張でない。しかし一皮むけるとその素顔が表れる。
tvNドラマ『花遊記』の撮影中に発生したスタッフの転落事故はドラマ制作環境の恥ずかしい自画像だ。23日の『花遊記』初放送当日の未明、スタッフAはセットに手を加えている途中、3メートルの高さから転落して重傷を負った。「生放送ドラマ」と言われるほど日程に追われ、韓国ドラマの撮影はこのように昼夜を問わない。事故予防措置も不十分だ。