【BOOK】「北核は言い訳、米国は中国との戦争を望む」(2)

【BOOK】「北核は言い訳、米国は中国との戦争を望む」(2)

2017年12月28日16時49分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  --ロシア大統領のプーチン氏の秘密資金が結果的に米国と中国の戦争を防ぐ役割を果たす。

  「プーチン氏の財産は世界的な関心事だ。彼は共産政権の崩壊の過程でものすごい富を得た。ケイマン諸島やヴァージン諸島、英国の巨大金融保険会社の資金がそれだ。プーチン氏の財産を全部合わせれば、ビル・ゲイツ氏より多いだろうという話もある。実際に、米CIAはプーチン氏の資金を追跡している」

  --プーチン氏のロシアの役割が北朝鮮の核問題、米中対立を解決することになぜ大事なのか。

  「韓国は過去60~70年間、韓日米の軸で繁栄を謳歌してきた。中国は韓国をその軸から取り外したいと考えている。そうすると、ロシアが親中か親米かがとても重要だ。中国は経済的に崩壊する米国が軍事的に突っかかる状況を恐れている。そのため、数年か前にロシアの国営鉄道会社に100億ドル(約1兆1274億円)を投資した。関係を築くために資金を与えたわけだ。米国はそのような余力がないからプーチン氏の弱点を探ろうとしている。そのような強いフロー(flow)があるから、小説を書いたわけで空想でない」

  --フローといったが、陰謀理論のようだ。

  「陰謀理論という言葉そのものが変な言葉だ。大衆が分からないだけだ。小説でジューコフに描いたロシアの国営鉄道会社代表は実際にヤクニン氏という人物だが、彼は朴槿恵(パク・クネ)政府時代に韓国への入国が難しかったし、韓国政府関係者に会うことができなかった。米国政府が反対したからだ。彼がプーチン氏の秘密資金を管理する5人のうち一人だというのが理由だった」

  --そのような情報はどこで得るのか。

  「インターネットに出ていない。高位級情報筋から聞いた話だ。必要であれば人にも会う」

  --結局、小説で言いたかったことは。

  「我々に力がないから米国が北朝鮮を攻撃する戦争状況を目の前にしても何の関与をできない。米国から何と言われるとそこに駆けつけてなだめ、逆に中国から何と言われるとそこに駆けつけてなだめる。そのように行き来しては信頼を失うだけで何もできない。対米、対中、対北朝鮮、対日、対ロシア、原則がそれぞれ必要だ。周辺国の本音を分かる必要がある。北朝鮮は戦争する力がない。資金がないからだ。そのため、核、ミサイル開発一辺倒だが、完成度が高いほど代価が大きいことが分かっているためだ。だが、戦争ができないので結局は交渉テーブルに出てくるだろう。最も重要なのが米国の思惑だが、米国は毎日のように赤字が途方もなく積もっている国だ。他の国であれば、そのような場合、軍事費の支出を減らして経済に使えば良いのだが、米国はそうにはいかない。軍事力をあきらめる瞬間、ドルの価値が暴落するためだ」

  --韓国は国際舞台で声が小さくて周辺国の思惑に気づくとしても対応が難しいのではないだろうか。

  「安保は米国、経済は中国に従属されているため、できることが何もないと感じるというのが韓国社会の問題だ。歴史的に、逆境を乗り越えた国は強い意志とクリエイティブなアイデアがある国だった。引き裂かれて我々同士に戦う場合ではない。今回の小説で米国と中国の指導者は愚かな人たちに登場する。彼らの思惑を正確に分かるだけで、我々がられるものは多い」

【BOOK】「北核は言い訳、米国は中国との戦争を望む」(1)

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