「サムスンの呪い」を解いてこそ韓国経済に希望がある(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.28 16:28
◆嫉視の目、覆った株式持ち合い解釈
公正取引委員会は21日、2年前のサムスングループの株式持ち合いに関する有権解釈を覆した。過去のサムスン物産と第一毛織の合併で生じた株式持ち合いを解消するにはサムスンSDIが保有する404万株をさらに売却しなければいけないと言葉を変えたのだ。これは国民が法を信頼すれば政府がこれを保護して法的安定性を保障するという「信頼保護の原則」を破るものだ。金尚祖(キム・サンジョ)委員長は「2年前の公取委の判断に無理はない」としながらも、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長に対する1審の裁判を根拠に「誤った決定を正す」と述べた。最高裁の確定判決が出れば、その時にまた公取委の解釈を覆すというのか。