「中国のIT心臓」にコンテンツ拠点を確保した韓国スタートアップ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.26 15:24
こうした流れに注目した韓国政府は中国深セン市アクセラレーター協会と業務協約(MOU)を締結し、拠点確保と交流拡大に乗り出した。文化体育観光部のナム・チャンウ大衆文化産業課長は「韓流ブームで確認された韓国コンテンツ特有の『高級イメージ』と『ディテール』という長所が深センのコンテンツ育成の流れと重なり、韓中コンテンツ業界全般の同伴成長に前向きに作用するだろう」という見方を示した。
中国側の反応も良い。開館式に出席した深セン最大のアクセラレーターの一つ、IDHのチョン・ホンホン副会長は「深センビジネスセンターに対する持続的な支援を約束する」とし「韓国スタートアップが深センに定着できるようサポートしていきたい」と述べた。
スタートアップ専門メディア「プラタム」のチョ・サンレ代表は「中国の投資家がソウル江南(カンナム)と京畿道板橋(パンギョ)を中心に発達する韓国のスタートアップ生態系にも関心を見せている」と述べた。