<平昌五輪>平昌に「5G技術ビレッジ」…外国人観光客の体験スポットに
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.21 16:22
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黄昌圭(ファン・チャンギュ)KT会長(左)と李熙範(イ・ヒボム)平昌冬季オリンピック組織委員長(左から2人目)が20日、江原道大関嶺ウィヤジ村で360度バーチャルリアリティ(VR)カメラを活用して買い物をする体験をしている。
江原道(カンウォンド)平昌郡(ピョンチャングン)大関嶺(テグァルリョン)に位置するウィヤジ村は海抜700メートルに位置する典型的な山中の村だ。約50世帯の住民120人余りの大半が高冷地野菜などを栽培しているが、雪が多くて解けないため苦労が多い。村に出没するイノシシも悩みだ。
平昌冬季オリンピック(五輪)の通信分野の公式パートナーであるKTはウィヤジ村を次世代移動通信技術を紹介する革新基地に変えた。KTが20日に公開した「平昌5Gビレッジ」は国内最初の「第5世代(5G)ネットワーク専用村」であり、まだ商用化されていない最新の情報通信技術(ICT)が幅広く活用されている。この日の行事には黄昌圭(ファン・チャンギュ)KT会長をはじめ、李熙範(イ・ヒボム)平昌冬季オリンピック組織委員長、ハ・ビョンピル行政安全部地域発展政策官、シム・ジェグク平昌郡守などが出席した。
KTは行政安全部・平昌郡と提携し、ウィヤジ村を住民の生活の質を高めながらも五輪を迎えて観光客を呼び込める村に変えた。