韓国の試験用月軌道船、2020年「スペースX」が打ち上げる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.19 09:28
韓国航空宇宙研究院(以下、航宇研)が2020年に打ち上げる予定の試験用月軌道船(オービター)の打ち上げ会社として米民間ロケット会社「スペースX」を選定したと18日、明らかにした。スペースXは電気自動車テスラの創業者、イーロン・マスク代表が率いている。彼は映画『アイアンマン』のモデルだ。
試験用月軌道船はスペースXが保有した発射体ファルコン9に載せられる。ファルコン9は長さ70メートル、重量549トンだ。1、2段いずれも液体推進エンジンを使う。試験用月軌道船は米フロリダ州ケープカナベラル空軍基地で発射される予定だ。航宇研は性能評価によってスペースXを優先交渉の対象者に選定し、交渉を通じて15日に最終契約した。