<靖国爆発音>韓国政府、日本で服役中の受刑者の移送を推進
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.13 10:05
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靖国神社爆発音事件で服役中のチョン受刑者の母親のイさんが記者会見の途中で涙を流している(左)とチョン受刑者。(写真=中央フォト)
いわゆる「靖国神社爆発音」事件で、日本の刑務所に服役中の韓国人チョン受刑者に対し、韓国外交部が国内移送の手続きを踏んでいると明らかにした。チョン受刑者が現地刑務所で人権侵害などを受けているという主張に対しては、日本政府から事実ではないという返事があったと明らかにした。これに先立ちチョン受刑者が日本の収監施設で不合理な待遇を受けているという主張が提起されて世論が大きくなったことに対する外交部の後続措置だ。
チョン受刑者が収監先の刑務所で暴行や侮辱、ムカデの投げ入れなどで苦しめられているという主張は受刑者の母親であるイさんがことし10月の記者会見を通じて明らかにした。自分の息子が刑務所で「懲罰房」に入れられるなど不当な扱いを受けているという内容だった。当時、イさんはチョン受刑者について「骨と皮しか残っていない」と述べるなど、その境遇を切々と訴えた。