【社説】駐韓米国大使にビクター・チャ氏が内定、北核危機の正面突破を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.12 16:19
我々は米戦略国際問題研究所(CSIS)のビクター・チャ韓半島担当部長が駐韓米国大使に内定されたことを歓迎する。チャ氏が米大使に任命されるには議会の聴聞会を経なければならない。この関門を通過すれば11カ月間も空いていた米大使の空席が満たされることになる。北核危機でいつにもまして緊密な韓米疎通が必要な時期に主要対話ルートの一つがかろうじて復元されるわけだ。格別な意味があるということだ。
彼が博学な韓半島専門家という点も北核解決に大きな資産だ。チャ氏はジョージ・ブッシュ大統領時代である2004年12月、ホワイトハウス国家安保会議(NSC)補佐官を務めて以来、ずっと韓半島問題を取り扱ってきた。金正恩(キム・ジョンウン)政権が米国本土を脅威する核を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)の完成を目の前にした中で最高の適任者が来ると言える。