【中央時評】金正恩といつ交渉するだろうか=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.07 16:53
北朝鮮との交渉は最適な時期に行われてこそ望ましい結果を得ることができる。そして、核開発を続けるなら北朝鮮経済が崩れる構図を作ってこそ最適な時期が到来する可能性がある。最近、北朝鮮のICBM挑発に対する国連安全保障理事会の制裁で原油と情製油の供給を中断する必要があるというのもこれを操り上げるためだ。中国がついに反対して中断でなく縮小に決まれば、その代わりに海外に派遣された北朝鮮勤労者を直ちに送りかえす案を受け入れるように中国とロシアに圧力をかけなければならない。
それでは、交渉の最適な時期はいつだろうか。第一に、1年以上北朝鮮産鉱物がほとんど輸出されない時だ。鉱物輸出が難しくなれば北朝鮮経済成長率は2.5%以上下落するものと推定される。韓国銀行によると、これは98年以来最も低い成長率だ。また、北朝鮮の国際収支は90年以来最も大きい規模の赤字を見せ、政権の資金源が断たされることになるだろう。