英原発市場は韓国型第3世代モデル 欧州進出の橋頭堡に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.07 14:27
韓国電力公社(韓電)が優先交渉権を獲得した英ムーアサイド原子力発電プロジェクトは当初、日本とフランスの合弁事業だった。日本の東芝とフランスのエンジーが6対4で出資してニュージェネレーション(ニュージェン)を設立し、事業を受注した。2019年の着工が目標だったが、東芝が米国の原発事業で数兆円台の損失を出して亀裂が生じた。東芝の原発子会社ウェスチングハウスが破産申請をすると、エンジーまでが40%の保有株を東芝に譲って撤退した。
赤字が膨らんで事業の推進が難しくなった東芝がニュージェン株の売却に動き出し、年初から韓電と本格的な株式売却交渉をしてきた。