韓経:韓半島有事の際に米空母・海兵急派…「24時間出撃待機中」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.06 10:44
「Fight tonight(今夜にでも戦える)」。先月30日に沖縄・普天間にある米海兵隊航空基地。すぐ近くの米第3海兵遠征隊根拠地であるキャンプコートニー。ここで会った米将兵は異口同音に常時戦闘態勢を意味する「Fight tonight」を叫んだ。
北朝鮮が米ワシントンDCまで飛ばせる大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星-15型」を発射した翌日だっただけに虚勢には聞こえなかった。その上この2カ所は韓半島(朝鮮半島)有事の際に米軍の核心橋頭堡の役割を担う。普天間基地は米軍増員兵力を韓国に積み出す日本国内の最前線だ。米第3海兵遠征隊は緊急状況時に真っ先に韓半島に投入される迅速対応軍の役割をする。彼らは「いついかなる状況が発生しようとも1日以内に韓国に到着できる」と自信を持った。
日本が非常状況時に積極的な役割をできるという話も聞いた。日本の国策研究機関である政策研究大学院大学(GRIPS)の道下徳成教授は「韓半島有事の際に在日米軍が北朝鮮に安全に上陸するために日本の自衛隊がまず水中地雷である機雷を除去する掃海作戦を展開できる」と話した。戦時にどのような形態であれ韓米日軍事協力がなされる可能性があるという説明だ。