【取材日記】エネルギー対案のない「韓国型第4次産業革命」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.05 12:00
多くの人が「第4次産業革命」の実体を心配している。それは以前の「情報化時代」と何が違うかと尋ねる。大統領直属の第4次産業革命委員会はこれを「デジタル技術に触発される超連結基盤知能化革命」と説明する。だが依然として「革命」よりは「情報化時代の拡張版」程度と理解する。
先月初めにドイツの水素エネルギー活用実態を取材するために乗り込んだ飛行機の中でジェレミー・リフキンが5年前に書いた『第三次産業革命』を読んだ。つかみにくかった「第4次産業革命」の概念が初めてはっきりとした。新しい産業社会を語りながら、その本質になるエネルギー源に対する悩みが抜けていたのだ。