世界3位市場の韓国…日米独のエレベーター大手が押し寄せる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.05 10:52
グローバルエレベーター企業が韓国市場に目を付けている。マンションなど建築物の速い再建築周期と高層化がかみ合わさり市場が急成長しているためだ。
日立は4日、ソウル市内のホテルで懇談会を開き、「日立エレベーターコリア」を正式に設立した。1932年に初めてエレベーターを生産し始めた日立は世界5位の業界強者だ。昨年エレベーター部門だけで5858億円の売り上げを上げた。1968年にLG産電との技術提携を通じて韓国市場に進出したが、LG産電のエレベーター事業部門がオーチスに売却され1995年に韓国から撤収している。63ビルディングと韓国貿易センターなど80~90年代に建てられた高層ビルのエレベーターを作った会社でもある。22年ぶりに韓国に帰ってきた日立は最初の課題としてソウル・三成洞(サムソンドン)に建てられる現代自動車グループ新社屋のグローバルビジネスセンター(GBC)を狙った。超高層ビルのエレベーターを受注すれば、性能と安全の側面で高いマーケティング効果を得られるからだ。現在韓国最高層ビルであるロッテワールドタワーの場合、世界6位の三菱がエレベーターを受注した。