北ミサイル発射の瞬間、韓半島では韓日米情報戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.29 14:07
北朝鮮が75日ぶりに弾道ミサイルを発射した29日、韓半島(朝鮮半島)とその周辺では激しい情報戦があった。韓国・日本・米国は自国の先端資産を動員し、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」を発射する前から注視していた。
実際、発射前から韓半島の上空では米空軍のRC-135SコブラボールとE-8ジョイントスターズ、韓国空軍のE-737ピースアイが飛行中だった。
RC-135Sコブラボールは赤外線センサーと光学カメラ、先端通信設備を搭載した偵察機だ。弾道ミサイルの軌跡を追跡しながらミサイルを撮影でき、落下地点まで計算できる能力も備えている。冷戦時代、米国は旧ソ連が新型ICBMを試験発射するたびにこの偵察機を出撃させた。