中国主席・メディア・学者までがTHAAD圧力…韓国は「平昌五輪」に焦点
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.25 12:27
高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に対し、中国が繰り返し韓国の追加措置を要求している。韓国政府は10月31日、「韓中関係改善関連の両国間協議結果」を発表し、THAAD問題が「封印」されたと主張するが、中国側は今からが開始という新たな論理を持ち出している。
◆全方向から圧力加える中国
中国はトラック1(政府)とトラック2(民間)の役割分担を通じて緻密な攻勢を見せている。習近平国家主席と李克強首相がそれぞれ文在寅(ムン・ジェイン)大統領との会談でTHAAD反対とともに「段階的処理」に言及した。王毅外相も22日、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官との会談でこれを強調し、「行動」による解決を促した。次の段階に進むためには韓国の追加の行動が必要ということだ。双方は今回の外相会談でTHAADを12月の韓中首脳会談の議題から除くことにも合意できなかった。