現代・トヨタなど自動車メーカーがシリコンバレーに向かう理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.17 14:46
現代車グループが米国シリコンバレーに未来技術の研究開発(R&D)を専門的に担当する開放型革新センターを15日、オープンした。シリコンバレーにある既存の事務所「ヒュンダイ・ベンチャーズ(Hyundai Ventures)」の地位と機能を拡大して「ヒュンダイ・クレイドル(Hyundai CRADLE)」に改編したのだ。
ヒュンダイ・クレイドルは人工知能(AI)・モビリティー(移動手段)・自動運転・スマートシティ・ロボットなど未来核心分野の革新をリードしていく。ロボットと未来モビリティーの融合シナジーに焦点を合わせて新しいビジネスの創出にも注力していく。シリコンバレーのスタートアップ発掘・投資・共同開発はもちろん、韓国内の有望スタートアップのシリコンバレー現地進出も支援する予定だ。
このように現代車グループがシリコンバレーに力を入れているのは、グローバル革新を導く先端情報技術(IT)企業がここに多数進出しているためだ。特に最近では自動運転、コネクティドカー、デジタルマップなどいわゆる「オートテック」に注力する企業が次々と生まれている。3Dプリント技術で自動運転車を製造した「ローカルモータース」、テスラの人材が立ち上げた電気車メーカー「ファラデー・フューチャー」等が代表的だ。