国連人権理事会で「慰安婦合意」めぐり韓日が衝突
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.15 13:41
14日(現地時間)にスイス・ジュネーブで開催された国連人権理事会で韓国と日本が「慰安婦合意」をめぐり衝突したと、朝日新聞などが15日報じた。約4年半ごとに開かれる人権状況定期審査会議で日本は2012年以降の成果として2016年6月のヘイトスピーチ対策法実施、2015年12月の韓日慰安婦合意などを挙げた。
日本政府代表団を率いる岡村善文人権担当大使は冒頭演説で慰安婦問題に言及し、「韓日の協力ですべての元慰安婦の名誉を回復し、心の傷を癒やす事業を実施している」と説明した。続いて「日本は21世紀を女性の人権が侵害されない世紀にするために世界をリードしている」とも述べた。
これに対し韓国政府は韓日慰安婦合意について「多くの被害者と市民団体が合意の主要要素を受け入れがたく、合意の過程で被害者を中心とする議論が欠如している」と反論した。続いて外交部内にタスクフォース(TF)チームを設置して合意内容を分析中であり、年末に結果が韓国政府に報告されると述べた。