「アカ」「積弊の象徴」…戦場になった朴正熙銅像寄贈式(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.14 17:04
朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の誕生100周年を一日前に控えた13日、彼を眺める複雑な民心を反映するかのように現場も微妙だった。
政界は静かだった。この日午前、ソウル麻浦区(マポグ)の朴正熙大統領記念図書館で開かれた朴正熙銅像寄贈式には政党からの出席はなかった。麻浦を地方区にする共に民主党の盧雄來(ノ・ウンレ)議員が銅像の建立に反対するために現場を訪れたことがある。
100周年当日(14日)も大きく変わらない。自由韓国党は別途の行事を行わないと明らかにした。洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表が10日、大邱(テグ)で開かれた「朴正熙元大統領誕生100周年記念トークコンサート」に参加したことに代わり、党舎に李承晩(イ・スンマン)・金泳三(キム・ヨンサム)元大統領と共に朴正熙元大統領の写真を掲げると言ったのが全部だ。民主党や国民の党・正しい政党・正義党も行事はない。自由韓国党の鄭晋錫(チョン・ジンソク)議員が場所を予約して国会で「偉大な朴正熙の国家跳躍精神継承国民決意大会」が開かれるのが唯一の国会内で行われる行事だ。決意大会では1970年代、青瓦台(チョンワデ、大統領府)司正秘書官を務めた検察出身の李健介(イ・ゴンゲ)弁護士と朴元大統領の経済顧問を歴任したペク・ヨンフン韓国産業開発研究院長が講演を行う。