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<サッカー>韓国、強豪コロンビアに2-1勝利…孫興民が2発

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.11 10:23
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韓国サッカーが変わった。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング13位のコロンビアを破った。韓国は62位だ。孫興民(ソン・フンミン、25、トッテナム)がゴールを決め、李根鎬(イ・グノ、32、江原)が活発に動いた。

申台龍(シン・テヨン)監督(47)が率いる韓国代表は10日、水原(スウォン)ワールドカップ(W杯)競技場でコロンビア代表と親善試合を行い、2-1で勝利した。孫興民が前半11分、後半16分にゴールを決めた。

 
コロンビアは2018ロシアW杯南米予選4位で本大会出場を決めた。カルロス・バッカ(31、ビヤレアル)とフアン・クアドラード(29、ユベントス)が先発から抜けたが、2014ブラジルW杯の得点王(6得点)ハメス・ロドリゲス(26、バイエルン・ミュンヘン)が布陣した南米の強豪だ。

韓国サッカーは最近、ファンから激しい叱責を受けた。先月のロシア代表、モロッコ代表との親善試合で惨敗するなど、申台龍監督の就任後4試合(2敗2分け)で勝利がなかった。闘志が足りない選手、ヒディンク監督(オランダ)招聘説をめぐる大韓サッカー協会の対処、サッカー協会の一部役職員の不正などが重なり、非難が激しかった。

インターネット掲示板には「コロンビア戦を無観客試合にしよう」というコメントが続いた。久々に地方で行われたAマッチにもかかわらず観客席に目立つ空席はファンの冷めた心を反映しているようだった。この日の観客は約2万9000人(観客席4万4000席)だった。

申台龍監督は試合前、「おとなしいサッカーはもうない。選手たちの瞳が生きている」と語った。選手たちはファンが望む「負けても最後まであきらめないサッカー」をしようと努力した。

申台龍監督は4-4-2フォーメーションで孫興民を左サイドではなくトップで起用した。李根鎬(イ・グノ)と2トップを組んだ。右サイドバックのコ・ヨハン(ソウル)は中央MFに入り、ロドリゲスに密着して防いだ。

前半11分、李根鎬のパスを受けた孫興民はDF選手に背を向けてパスを出すような態勢を見せたが、すぐに前を向き直し、DFの股間を通す機転の利いたシュートでゴールネットを揺らした。孫興民は後半16分、ペナルティーエリア右側からシュートし、この試合2得点目となるゴールを決めた。

孫興民は今月5日、韓国人プレミアリーグ最多得点(20得点)をマークしたが、韓国代表では期待に応えていなかった。韓国代表では昨年10月のカタール戦以来1年ぶりに先月のモロッコ戦で得点したが、PKゴールだった。コロンビア戦のゴールは孫興民が韓国代表で13カ月ぶりに決めたフィールドゴールだ。7月に就任した申台龍監督は5試合目で初勝利をつかんだ。

ハン・ジュンヒKBS(韓国放送公社)解説委員は「今日は韓国サッカーがスペインプロサッカーのアトレチコ・マドリードのようだった。攻守転換も速く、ラインの間隔もうまく維持した。何よりも闘争的だった」とし「李根鎬がボールがない状況で賢く動き、奇誠庸(キ・ソンヨン、スウォンジーシティ)はうまくプレスをかわした。韓国は最もシンプルであることが最もより良いという点を証明した」と評価した。申台龍監督は就任後、変形3バックなどさまざまな戦術を試したが、結果が出ていなかった。後半32分にクリスティアン・サパタ(ACミラン)にヘディングゴールを許したのは惜しまれる場面だった。

強豪コロンビアを破って雰囲気を一新した韓国代表は14日午後8時、蔚山(ウルサン)文殊(ムンス)球場でセルビア代表と親善試合を行う。FIFAランキングは38位のセルビアもロシアW杯本大会進出を決めている。

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