「金正男氏息子を狙った北偵察総局暗殺組…中国党大会期間中に北京で2人逮捕」

「金正男氏息子を狙った北偵察総局暗殺組…中国党大会期間中に北京で2人逮捕」

2017年10月31日11時17分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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金正男氏の息子、キム・ハンソル氏
  金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長のおい、キム・ハンソル氏を暗殺しようと北京に派遣された北朝鮮工作組が中国公安当局に逮捕されたことが分かった。対北朝鮮消息筋は30日「北朝鮮偵察総局所属の特殊工作員がキム・ハンソル氏を殺害する目的で中国入りしていたが、彼らの一部が先週中国国家安全部によって逮捕され、現在北京郊外周辺の特殊施設で極秘裏に取り調べが行われている」と話した。

  7人組と知られた偵察総局要員は支援組と行動組・遮断組に分かれてハンソル氏の所在把握と接近ルート作りなどのために活動し、彼らの2人が捕まえることで暗殺陰謀が明るみに出たと消息筋は伝えた。中国公安当局は共産党第19回全国代表大会(党大会、10月18~24日)を契機に北朝鮮などの自国内工作活動を集中監視していたところ、暗殺陰謀を事前探知したことが分かった。

  ハンソル氏は2月、マレーシア・クアラルンプール空港で北朝鮮が企画したVX(神経ガス)テロによって死亡した金正男(キム・ジョンナム、金正恩氏の異母兄)氏の息子だ。金正日総書記の孫であり、金正恩委員長のおいであるハンソル氏は父が殺害された直後、身辺の脅威を訴えて母イ・ヘギョン氏と妹ソルヒ氏と共に普段滞在していたマカオを離れた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は1日「ハンソル氏の身辺保護の要請は自身が北朝鮮政権の次の暗殺のターゲットになることを懸念したため」と報じたことがある。ハンソル氏は金正恩委員長に批判的だった。

  これを受け、金正恩委員長が権力維持に邪魔になるような金正男氏に続き、ハンソル氏まで「種を絶やす」ために殺害しようとするだろうという見方が出ていた。また、金正恩委員長を意識して偵察総局が過剰忠誠をしていたあげくばれたのではないかという解釈もある。

  これに先立ち、ハンソル氏は3月、YouTube動画で自身の身分を明らかにした後「北朝鮮金氏一族の一員」と紹介したこともある。当時、彼を保護していると知られていた組織「千里馬民間防衛」は「金正男氏の家族に会って安全なところに直接移動させた」とし、支援を受けた米国・中国・オランダ政府などに感謝の意を示したこともある。

  韓国国家情報院はハンソル氏の暗殺試みについて「把握されたことがない」と明らかにした。
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