【社説】7-9月期サプライズ成長、経済体質改善する最後の機会だ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.27 13:48
北核危機の中でも韓国経済は動揺しなかった。韓国銀行(韓銀)が昨日発表した7-9月期の実質国内総生産(GDP)は前期比1.4%増となった。これは7年3カ月ぶりの最高水準だ。1%の成長も難しいという市場の予想を大きく上回った。このため今年の年間成長率は、政府の目標値であり韓銀が先週発表した予測値3%を超えることが確実視される。2014年以来3年ぶりに3%台の成長率に復帰するということだ。文在寅(ムン・ジェイン)政権は初年度を気分良く始める幸運に恵まれた。
グローバル景気回復という海外要因のおかげで輸出が経済の牽引役をしたからだ。過去20年間、金大中(キム・デジュン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)・李明博(イ・ミョンバク)・朴槿恵(パク・クネ)大統領の歴代政権は対内外の悪材料のため大統領就任初年度の成長率が3%を下回った。今回7-9月期の成長率が予想を上回り、年内の利上げの可能性も高まった。