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平昌五輪組織委、仏「不参加」示唆に「安全と保安は最も重要な原則」

ⓒ 中央日報日本語版2017.09.22 15:22
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フランスが韓半島(朝鮮半島)の安全が保障されなければ選手を平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)に派遣することはできないと発表して波紋を呼んでいる。

AFP通信によると、ローラ・フレセル仏スポーツ相は21日(現地時間)、ラジオ放送RTLのインタビューで「北朝鮮の核兵器開発状況が悪化している以上、選手の安全が確信できない限り、フランス選手団は出場しない」とし「フランス選手団を危険にさらすことはできない」と述べた。

 
2018平昌五輪開催まで150日を切っている現在、韓国は世界に向けて大々的に広報している。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は国連総会に出席するために訪問したニューヨークでも、出会う要人に平昌五輪マスコットをプレゼントするなど熱心に広報している。また、平昌オリンピック組織委員会は、今週末には東京での広報行事を行うなど、海外広報に一層力を入れている。

このような状況で飛び出したフランスの五輪不参加の可能性示唆は、1988年ソウル五輪当時を思い起こさせる。ソウル五輪が開かれる1年前、大韓航空機爆破事件で安保に対する懸念が高まり、開幕まで安保不安イシューは提起され続けた。このため、各国選手団は現地適応のための転地トレーニング先として韓国ではなく日本を選択している。外国人観光客数も予想に大きく及んでいない。

平昌組織委は公式立場を通じて「安全と保安は平昌五輪を準備する組織委の最も重要な原則」としながら「最近高まっている韓半島の緊張状況をめぐり、韓国政府と国際オリンピック委員会(IOC)はもちろん、各国オリンピック委員会などとも緊密に協議している」と明らかにした。組織委は「韓半島を取り囲む現在の状況を綿密に見守りながら、2018平昌冬季五輪とパラリンピックの開催成功のための準備にすべての力を集中している」と付け加えた。

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