日本に不法搬出された朝鮮の墓誌、韓国へ…寄贈者「両国の信頼が厚くなるように」

日本に不法搬出された朝鮮の墓誌、韓国へ…寄贈者「両国の信頼が厚くなるように」

2017年09月19日15時39分
[ⓒ 中央日報日本語版]
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8月22日、東京で李先斉の墓誌の寄贈式が行われた。等等力邦枝さん(左)と国外素材文化財財団のキム・ホンドン事務局長。
  韓国文化財密売団が19年前に日本に不法に搬出した15世紀の墓誌が韓国に戻ることになった。

  国外素材文化財財団(以下、国外財団)は、韓国南西部光州(クァンジュ)の墓から盗掘され、日本に不法に搬出された朝鮮前期の李先斉(1390~1453)の墓誌を日本人所蔵者の等等力邦枝さん(76)から寄贈を受け、先月24日に韓国に搬入したと明らかにした。

  この墓誌は高さ28.7センチ、全幅25.4センチで、端宗2年(1454)に象嵌という技法によって製作された粉青沙器だ。銘文は墓誌の前面と裏面、側面に248文字刻まれ、保存状態は良好だという。墓誌の主人公が明らかで独特な形を持つため宝物級という評価を受けている。

  国外財団は、1998年6月にこの墓誌が不法に日本に搬出された事実を確認し、日本の所蔵者と会って説得を続けた末、韓国の国立中央博物館に所有権が移転されることになった。

  等等力さんは「墓誌の寄贈によって日韓両国の間の信頼と情が厚くなることを願う」と寄贈理由を明らかにした。

  国立中央博物館は9月20日から10月31日まで朝鮮室で李先斉の墓誌を展示する。
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  • 8月22日、東京で李先斉の墓誌の寄贈式が行われた。等等力邦枝さん(左)と国外素材文化財財団のキム・ホンドン事務局長。
  • 李先斉の墓誌の前面(左)と裏面(写真提供=国外素材文化財財団)