「北朝鮮ICBM、目標は日本領海だったが公海に落下」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.02 07:33
北朝鮮は先月4日と28日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星14」を発射し、ICBMの最終関門である大気圏再進入技術を確保したと主張した。大気圏再進入技術とは、ICBMの弾頭部が大気圏を抜けて再び進入した後、目標を正確に打撃できるよう誘導する技術。しかし北朝鮮の主張は事実でないという分析が海外で相次いで出てきている。
日本の英字紙ジャパンタイムズは先月30日、米国の民間情報研究所ストラテジックセンチネルの報告書を引用し、先月4日の最初の「火星14」発射当時、当初の目標地点は日本領海(領土から22キロ以内)だったと明らかにした。北海道の奥尻島付近の海域だ。実際の弾着地点は日本の排他的経済水域(EEZ、250キロ以内)だった。北朝鮮メディアは「公海上の設定された水域」と主張した。