【取材日記】中国のノーベル平和賞受賞者の死去に沈黙する文在寅政府
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.17 09:05
中国民主化の運動家でありノーベル平和賞受賞者の劉暁波氏が息をひきとった翌日である14日。彼の死去に対する韓国政府の立場を外交部に尋ねた。「検討中」とか「悩んでいる」という回答が終日繰り返された。夕方になってようやく出した政府の立場は簡単だった。「韓国政府は彼が歩んできた道についてよく知っている。彼の永眠を祈って遺族にも哀悼の意を伝える」。
「彼が歩んできた道」に対する説明や評価はなかった。劉暁波氏の名前もなかった。
その他に公式声明や論評、政府高位要人の公開発言もなかった。政府の立場を問い合わせしてこそ外交部当局者がこのような2行の内容を教えてくれた。