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【社説】THAAD、北朝鮮は偵察し中国は探ろうとするとは

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.15 09:10
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北朝鮮は高高度防衛ミサイル(THAAD)基地を偵察し、中国はこの基地を探ろうとするあきれたことが起こっている。慶尚北道星州(キョンサンブクド・ソンジュ)に配備されたTHAADに対し、北朝鮮と中国が本格的な牽制に出たものだ。北朝鮮は9日、江原道麟蹄(カンウォンド・インジェ)付近で見つかった無人機で星州のTHAAD基地を撮影した。北朝鮮は休戦ラインから実に270キロメートル離れた星州のTHAAD基地まで無人機を浸透させたのだ。この無人機に搭載されたカメラにはTHAAD基地を撮影した航空写真が10枚余り発見された。

中国も最近韓国政府にTHAAD基地に対する視察を要請してきたという。青瓦台(チョンワデ、大統領府)はきのう「そうした要請を受けたことはない」と否定した。しかし中国専門家らが参加した学術セミナーではTHAAD基地視察要求が数回あったという。北朝鮮軍の無人機に浸透され、中国の主権侵害性の発言を否認する韓国政府と軍の態度は情けないことこの上ない。

 
北朝鮮と中国がTHAAD配備を非難し非常な関心を持つのは、THAADのミサイル防衛能力のためだ。星州に配備されたTHAADは北朝鮮の弾道ミサイルを空中で大部分を迎撃できる。北朝鮮が弾道ミサイルを発射しても相当数が無用の物になりえるという話だ。中国も内心は北朝鮮と似ている。中国がTHAADのX-バンドレーダーが中国の弾道ミサイルを探知するとしてTHAAD配備に反対しているが事実とは異なる。星州のTHAADレーダーは探知距離が600~800キロメートルで、中国の大陸間弾道ミサイルは偵察しにくい。実際にはTHAADが有事の際に中国が韓国に発射する中短距離弾道ミサイル(東風15、射程距離700キロメートル)は迎撃できるというのが中国の悩みだ。中国は韓半島(朝鮮半島)有事の際に影響力を誇示するため東風15ミサイルを白頭山(ペクトゥサン)の背後に位置する通化に配備している。

したがってこうしたミサイル防衛に対するTHAADの重要な機能にもかかわらず政府まで乗り出してTHAAD配備にけちをつけるのは問題だ。韓国政府はあえて環境影響評価を適用してTHAAD配備と基地建設を先送りしようとする試みを中断し、中国にも明確な立場を立てることを望む。

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