【コラム】韓日間の結婚式文化の違い

【コラム】韓日間の結婚式文化の違い

2017年05月22日16時33分
[ⓒ 中央SUNDAY/中央日報日本語版]
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  私は親しい日本人の友人の結婚式に招待されて日本を2回訪問したことがある。おかげで日本の結婚式文化を近くで観察する機会を得ることができた。

  日本人は結婚式に多くの人を招かないというのがひとまず一番印象的だった。私の母国トルコでは、結婚式なら基本は500人から始まる。日本の結婚式ではゲストの数が100人を越えると多いほうなのだそうだ。

  私は韓国で韓国女性と「韓国式」に結婚して暮らしている。このような経験を基に、韓国の結婚文化に対しても比較的よく知っているほうだ。自然に韓国と隣国・日本の結婚式の風俗を比較することになる。

  日本では、招待客が座る席にひとつひとつ名前カードを置いておく。自由に気楽にどこでも座れるわけではなく、少し不自然だという感じを覚えたが秩序整然とした様子だった。全体的に進行が隅々まで考えられているという印象を受けるには充分だった。

  半面、韓国ではある程度懇意であればほぼ全員がゲストとして招待される。出欠には関係なく、招待状を送ることが慣例だ。もちろんこのような文化に少しずつ変化が起きていることも知っている。普通、媒酌人が儀式を中心になって導いていく韓国結婚式は、日本よりも格式を重んじるようだ。

  格式というものが大多数の若者にとってどうでもいいようなものに思われているが、実際、儀式には非常に大きな意味があると考える。

  韓日間には結婚式だけでなく最高指導者の就任式の雰囲気にも違いがある。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は当選直後、引継委員会も設けることができずに直ちに就任することになり、まだちゃんとした就任式を行えずにいる。だが、文大統領が顕忠院を儀式の一環として訪問したり、太極旗を手に待っている歓迎の人波の中で彼らと挨拶しながら青瓦台(チョンワデ、大統領府)に入るだけでも十分に格式があるように思えた。日本でも形式的に首相就任式があるものの、私たちが知っている普通のトップ就任式とは大きく違う。新しい首相が天皇から任命状を受け取る程度の儀式だ。

  先進国である日本は、アジアではもちろん世界的に最も安定した国に属する。半面、韓国はまだ日本の後をついていく水準だが、結婚式や就任式で見るように、非常にダイナミックな国だ。韓国で感じることができるこのような躍動性は、今後の韓国の発展にも多いに役立つに違いないと考える。(中央SUNDAY第532号) 

  アルパゴ・シナシ/ニュースメディア「Haber Kore」編集長、前トルコ「ジハン通信」韓国特派員
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