【社説】法理攻防の場になるべき朴槿恵氏の令状審査
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.30 10:04
朴槿恵(パク・クネ)前大統領に対する令状裁判がきょう、ソウル中央地方裁判所で開かれる。検察特別捜査本部が事前拘束令状を請求して3日ぶりのことだ。今回の令状実質審査はいつにもまして激しい法理攻防の場になるものと見られる。前職大統領が実質審査を受けること自体が司法史上初めてということもあり、朴前大統領が賄賂授受など13つの犯罪容疑を全面否定しているためだ。
朴前大統領の弁護団はすべての容疑を争点別に問い詰めて拘束の不当性を主張すると予告した。すでに、賄賂供与の容疑で実質審査を受けた李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長の時、従来の最長審理記録(7時間30分)をはるかに超える見通しだ。一部では法廷フィリバスター(議事妨害)ではないかという批判もあるが、いくらかかっても言いたいことは全部吐き出して結果に承服する方が良い。