北朝鮮の外務次官が訪中、国際機構局長がマレーシアへ…本格的に外交戦へ

北朝鮮の外務次官が訪中、国際機構局長がマレーシアへ…本格的に外交戦へ

2017年03月01日09時47分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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北朝鮮の李吉聖(イ・ギルソン)外務次官
  金正男(キム・ジョンナム)氏殺害後に北朝鮮が中国とマレーシアに外交官を派遣するなど本格的な外交戦に動き出した。

  北朝鮮の李吉聖(イ・ギルソン)外務次官は28日、中国北京を電撃訪問した。李外務次官は4泊5日の訪中期間、王毅外相、劉振民外務次官、孔鉉佑外務次官補らと会う予定だ。中国外務省の耿爽報道官は「李吉聖外務次官が中国政府の招請で訪問した」と発表した後、「両国間の共通の関心事や国際問題について意見を交換する」と明らかにした。

  最近、朝中関係が悪化している中で李外務次官が訪中したという点で目を引く。今年に入って朝中間では▼北朝鮮の中距離弾道ミサイル発射▼金正男氏殺害事件▼中国の北朝鮮産石炭輸入中断--など悪材料が続いた。特に北朝鮮は石炭の輸入中断について「中国が米国のリズムで踊る」という激しい非難声明を出したりもした。金正男氏殺害事件に対する国際的な非難の中、北朝鮮の孤立は日々深まっている。

  李外務次官の訪中目的はこうした状況の打開策の摸索というのが、北京外交関係者の見方だ。最近の険悪な舌戦にもかかわらず、依然として北朝鮮が期待できる友邦は中国しかないということだ。匿名を求めた外交消息筋は「なぜこの時点に北が訪中を決めたのかに注目するべき」とし「李外務次官は石炭輸入中断による困難を訴え、制裁緩和および経済協力を要求すると予想される」と話した。

  金正男氏殺害事件に関する対話もいかなる形であれ出てくる可能性がある。北朝鮮が自国の犯行であることを素直に認めることはないが、中国に居住する金正男氏の家族の遺伝子検査など真相究明に中国当局が協力するのを引き止める可能性がある。

  この日マレーシアに急派された北朝鮮外務省所属の李東一(イ・ドンイル)国際機構局長は北朝鮮大使館の前で記者会見を行った。李局長は外務省で前国連次席大使と報道官を務めた老練な外交官。李局長は「滞留期間、マレーシア側と3つの問題を議論する」と述べた。「一つ目は先月13日にクアラルンプール空港で死亡した北朝鮮人民の遺体を北朝鮮に送還すること、二つ目はマレーシア警察に逮捕された北朝鮮市民(イ・ジョンチョル)の釈放問題、三つ目は北朝鮮とマレーシアの友好関係を強化する問題」と明らかにした。しかし金正男氏の遺体の問題を話しながらも「金正男」ではなく「北朝鮮人民」と表現した。
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