<金正男毒殺>容疑者4人の逃走、4日後に現れたところは…ウラジオストク追撃戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.28 13:11
今月13日に発生した金正男(キム・ジョンナム)氏暗殺事件の容疑者、北朝鮮国籍の4人の平壌(ピョンヤン)行きを阻止するため、ウラジオストクで韓国情報当局が追撃戦をしていたことが明らかになった。しかしロシアの協調を得ることができず、結局、追撃戦は失敗したと、ソウルの外交消息筋が27日伝えた。
消息筋によると、マレーシア捜査当局は事件直後の13日、空港の防犯カメラを通じて北朝鮮国籍の容疑者の身元と、容疑者が事件直後にマレーシア空港から出国したことを把握した。マレーシア捜査当局は国際刑事警察機構(インターポール)に4人の身柄確保のための捜査協力を要請し、事件発生直後からマレーシア側と情報共有をしてきた韓国情報当局も追撃戦に加勢した。イ・ジェナム容疑者(57)、オ・ジョンギル容疑者(55)、イ・ジヒョン容疑者(33)、ホン・ソンハク容疑者(34)の4人の逃走劇は周到綿密だった。