北朝鮮「北極星2型」射程距離2000キロ越える…沖縄も射程圏
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.15 09:14
北朝鮮が今月12日に試験発射した中距離弾道ミサイル(IRBM)「北極星2型」の射程距離が2000キロを越えると国家情報院が明らかにした。国家情報院はこの日の国会情報委員会で、北朝鮮は北極星2型を89度という高角度で発射したが、もしそうでない状態で発射した場合、射程距離は2000キロを越えるだろうと推定した。
通常、ミサイルの射程距離は最高高度の3~4倍と考える。今回の北極星2型の高度が550キロ余りだったことを勘案すると、2000キロ以上という数字が出てくる。12日の実際の射程距離だった500キロをはるかに越える。北朝鮮はミサイル発射翌日の13日、「周辺国の安全を考慮し、射程距離を短くする代わりに高角発射をした」と明らかにした。正常射撃すれば在日米軍基地がある沖縄〔ミサイルを撃った平安北道亀城市芳ヒョン(ピョンアンブクド・クソンシ・パンヒョン)から1500キロ余り〕が射程圏内に入る。