「世界的に広がる孤立主義-韓日中はどう行動するべきか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.05 08:06
韓国・日本・中国3カ国の元・現官僚と政治家、各界著名人が協力について議論する韓日中賢人会議が4日、静岡で歓迎夕食会を開き、2日間の日程に入った。今年で11回目を迎える賢人会議は「世界的な孤立主義拡散-韓日中はどう行動するべきか」をテーマに米国の新政権発足とこれによる地域情勢の再編などを眺め、3カ国の対応および協力について深く議論する。3カ国を代表する報道機関の中央日報と日本経済新聞、新華社が共同主催する今回の会議には、韓国の李洪九(イ・ホング)元首相、日本の福田康夫元首相、中国の曽培炎元副首相をはじめとする3カ国の代表団が出席した。
今年の会議を主催した日本経済新聞社の岡田直敏社長は歓迎のあいさつで、「日中韓関係は改善されているが、まだ動力が弱い状態だ。世界的に孤立主義が強まる中で3カ国がどんな協力ができるのかについて今回の会議で建設的かつ深みのある議論が行われることを期待する」と述べた。